2021年6月27日日曜日

白アイス 【新潟市南区、秋葉区、新発田市】

新潟限定のご当地お菓子と言えば“ポッポ焼き”(細長くふにゃふにゃした黒糖蒸しパンみたいなもの)を挙げる人が多いと思います。新潟のお祭りの露店では欠かせないもので、いくつも出店されているところでは不思議と行列のできる店とそうでない店があったりして、シンプルな中にもおいしさのコツがあるんだろうな。

 さらにレアなものとして“白アイス”があります。

子どもの頃よく食べていたカップアイス。当然どこにでもあるものだろうと思っていたのですが他にはないもの。ざっと確認したところ、製造販売しているのは新潟市南区(旧白根市)のやまとや、新潟市秋葉区(旧小須戸町)の木村冷菓、新発田市のスギサキしか見つけられませんでした。新発田市はもちろん白根市や小須戸町は新発田藩の領地だったという共通点があり、人やモノの交流があったのかなと想像できます。

 白アイスを簡単に表現すると、ガムシロップのような味の、とても粒が細かいシャーベット。甘いのは甘いのですが、絶妙な甘さ。

新潟の有名なご当地氷菓、もも太郎が棒状でガリガリしているのとは違い、スギサキと木村冷菓は全国区であるカップ入りのかき氷と同じ容器、やまとやはそれより大きいフラッペ用のような容器に入り、スプーンですくうとシャリっとして滑らか。カチカチに凍っているとスプーンでは歯が立たず、スプーンのエッジで削るように。少し柔らかくなったらスプーンを立てて食べます。(という事で、やまとやは持ち帰り用の凍っているものと少し柔らかいものの2種類販売しています)

 大きさと価格は やまとや(320g/250円)>木村(140g/130円)>スギサキ(130g/130円) 価格は2021年現在・重量は容器込み

それぞれ食べ比べてみましたが、味の違いは判りませんでした。

2年くらい前に江南区の旧亀田町に白アイスが復活したというニュースがありましたが、そちらはまだ食べていません。亀田町も旧新発田藩の領地ですね…

木村冷菓店は夏季のみの営業です

商品は夏季のみお店の他に農産品直売所の”うららこすど”や道の駅花夢里にある食品販売所”新鮮組”で買えます


やまとや 新潟県新潟市南区白根3056

スギサキ 新潟県 新発田市 大手町 1-5-2










新発田で長く愛され続けるアイスとかき氷の店「スギサキ」。 | Things(シングス)|新潟のローカルなWebマガジン (things-niigata.jp)

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