2016年3月11日金曜日

『新之助』を食べる

お米もいろんな新品種が出てきてブランド競争が激化する中、新潟県が『こしひかり』に続く美味しいお米の新品種として普及を目論んでいる『新之助』。まだ一部の農家でしか栽培されていなくて、今現在では食べられるお店が限られています。
 http://shinnosuke.niigata.jp/
どんなもんかなって興味があったので、昨日食べに行ってきました。
場所は、新潟市の万代橋のたもとに建つメディアシップの19階にあるフレンチ鉄板 静香庵さん。新潟グランドホテルのお店です。
鉄板の向こうに信濃川と新潟の市街地。その先には日本海と佐渡が見渡せる抜群のロケーション。せっかくですからコースで。
・オードブルの盛り合わせ(サクサクのピザ、甘エビと菜の花お浸し、生ハムとポテトサラダ)
・ココットサラダ
・新玉葱とグリーンピースのポタージュ
・黒毛和牛特選赤身肉のステーキ(ソースが2種類とヒマラヤの岩塩が付きます。)
・焼き野菜
・新品種「新之助」のご飯・味噌汁・香の物
・デザート(シフォンケーキのバニラクリームのせとプリン)と雪室珈琲
 ステーキと焼き野菜は、目の前の鉄板で焼いて、デザートは別室のサロンでいただきました。(こっちは弥彦山、角田山が見えます。)
 全て美味しくいただきましたが、本日のメインは新之助。

特徴はコメ粒が大きい事。
一緒に行った人が、もう少し固めに炊いた方が好みだと言っていましたが、固すぎると粒が大きいだけに食べにくいのかも。お米の炊き加減は、本当に個人の好みが分かれるところですし。
私は、米の一粒一粒がしっかりしていて、口の中でしっかりとした食感が味わえます。
以前、仕事で8種類くらいの炊きたてのご飯を食べ比べをした事があるのですが、そういう中に入ってもはっきりわかる品種だと思います。

当面は作付けできる農家が限定されるようですから、気軽に手に入るという事にはならないのかな。クオリティの維持管理のノウハウが出来るまでという事かも知れないけど、そのブランド戦略が成功するかどうか。コシヒカリという十分に強いブランド米と同じ地域で作るわけで、棲み分けも気になります。

2016年3月3日木曜日

加茂(新潟)の駅前から商店街

加茂市と言えば、新潟の小京都という事になっている。あと、美人の湯、桐ダンス、雪椿ってのが有名かな。
加茂駅はJR東日本 信越線の駅。
 昔、蒲原鉄道という私鉄が走っていて、ここから村松経由で五泉まで結んでいた。

子供の頃、子供同士でスキーへ行くのは加茂まで行って蒲原鉄道で冬鳥越へっていうのがお手軽だった。
そのまま電車乗って長岡や、魚沼地域って手もあったけど時間や運賃がかかるからね。





加茂駅から商店街を見るとホント寂しい。
駅前のビル、あるだけマシなんだろうな、
でも、高校や大学があるから通学・下校時間は結構賑わうんじゃないだろうかと思ったら、乗降客は一貫して減り続けてるんだな。
最近の私学はバスで送迎したりするし、親や親族が送迎するパターンも多いみたい。
私学のバス送迎ってのは生徒集める手かもしれないけど、そのせいで基幹インフラが寂れたら、集める生徒自体がいなくなると思うんだけど。
実際、交通が不便ってのも県外に出た人は帰って来るのに躊躇する一因。(自分がそうだもの)そうすれば、当然人口は減っていくよね。
生徒もいなくなる。

駅から加茂川方面へ少し歩きます。


雪椿が有名という事で、橋の欄干にも雪椿のオブジェが…で、そのオブジェナメで加茂川。

商店街に戻って歩道を見るとマンホールやタイルも雪椿なんだね。
 
 雪椿園がある加茂山公園を境内に持つ青海神社は、726年に創建された由緒ある神社です。

加茂山公園は小学校時代、遠足の定番だったなあ。昔、こじんまりした動物園があった気がするけど、無くなったのか。http://www.aomi-jinjya.or.jp/park.html
今日はひな祭りで、商店街のアーケードに、こんなバナーが下がっているエリアもありました。 

1878(明治11)年の明治天皇行在所跡。
ちょっと調べてみたんだけど、明治天皇は交通機関がそれほど整備されていない中、日本中を行幸されていたんですね 。

加茂の老舗料亭 山重さんの下にある直営のカフェ“Yama Cafe”の商店側の入り口。
 この看板の横は待合になっているみたいで、人力車が置いてあります。
お店はこの小路をずっと山の方へ行き、突き当り左。

http://www.yamazyu.com/nakamachi/











普通の空き地みたいな公園。
奥の白い蔵のような建物はトイレです。
観光地にはトイレが大切ですね。
 この公園にあったベンチ。
カモ…?いやアヒルか。