2021年6月27日日曜日

冬鳥越スキーガーデン/冬鳥越スキー場【加茂市】

 昔、加茂駅から村松経由で五泉駅まで蒲原鉄道という単線の電鉄が走っていました。

途中に冬鳥越スキー場というスキー場があって、そこが新潟市近郊でから一番近いスキー場でした。そこへは蒲原鉄道の冬鳥越前という駅がありましたが1985年に加茂駅~村松間が廃線となると同時に廃駅になっています。冬鳥越えスキー場も廃止になったと思っていたのですがリフトが廃止になっただけで、スペースとしては残っていたんですね。

この冬鳥越スキーガーデンはバラを植えていたり、花の寄せ植えをしていたり、蒲原鉄道の車両を展示していたり。

スキー場と言っても、今の季節は芝生がきれいに整備されています。

スキーガーデン

廃止になったスキーリフト

蒲原鉄道の車両





白アイス 【新潟市南区、秋葉区、新発田市】

新潟限定のご当地お菓子と言えば“ポッポ焼き”(細長くふにゃふにゃした黒糖蒸しパンみたいなもの)を挙げる人が多いと思います。新潟のお祭りの露店では欠かせないもので、いくつも出店されているところでは不思議と行列のできる店とそうでない店があったりして、シンプルな中にもおいしさのコツがあるんだろうな。

 さらにレアなものとして“白アイス”があります。

子どもの頃よく食べていたカップアイス。当然どこにでもあるものだろうと思っていたのですが他にはないもの。ざっと確認したところ、製造販売しているのは新潟市南区(旧白根市)のやまとや、新潟市秋葉区(旧小須戸町)の木村冷菓、新発田市のスギサキしか見つけられませんでした。新発田市はもちろん白根市や小須戸町は新発田藩の領地だったという共通点があり、人やモノの交流があったのかなと想像できます。

 白アイスを簡単に表現すると、ガムシロップのような味の、とても粒が細かいシャーベット。甘いのは甘いのですが、絶妙な甘さ。

新潟の有名なご当地氷菓、もも太郎が棒状でガリガリしているのとは違い、スギサキと木村冷菓は全国区であるカップ入りのかき氷と同じ容器、やまとやはそれより大きいフラッペ用のような容器に入り、スプーンですくうとシャリっとして滑らか。カチカチに凍っているとスプーンでは歯が立たず、スプーンのエッジで削るように。少し柔らかくなったらスプーンを立てて食べます。(という事で、やまとやは持ち帰り用の凍っているものと少し柔らかいものの2種類販売しています)

 大きさと価格は やまとや(320g/250円)>木村(140g/130円)>スギサキ(130g/130円) 価格は2021年現在・重量は容器込み

それぞれ食べ比べてみましたが、味の違いは判りませんでした。

2年くらい前に江南区の旧亀田町に白アイスが復活したというニュースがありましたが、そちらはまだ食べていません。亀田町も旧新発田藩の領地ですね…

木村冷菓店は夏季のみの営業です

商品は夏季のみお店の他に農産品直売所の”うららこすど”や道の駅花夢里にある食品販売所”新鮮組”で買えます


やまとや 新潟県新潟市南区白根3056

スギサキ 新潟県 新発田市 大手町 1-5-2










新発田で長く愛され続けるアイスとかき氷の店「スギサキ」。 | Things(シングス)|新潟のローカルなWebマガジン (things-niigata.jp)

2021年6月22日火曜日

愛着珈琲 出湯温泉喫茶室,出湯温泉パン工房【阿賀野市出湯】

 ラジウム温泉で有名な五頭温泉郷。村杉、今坂、出湯の温泉地の総称で、歴史のある温泉というか湯治場のイメージが近いでしょうか。温泉と言えば歓楽街がつきものな気がしますが、温泉宿と共同浴場と自然がメインですしね。

外出したついでに何かで出湯温泉のパン屋さんが出ていたのを思い出して父寄りました。

国道290号線から看板に従って入ると、少し行ったところに民家を改装したような珈琲店。

その先に出湯温泉の無料駐車場があったので、パン屋さんへ行く前に立ち寄りました。

左の写真は駐車場入り口にある公衆トイレのついたバス待合所。駐車場は左の道の先です。
昭和な感じ…というか、昭和の建物ですね。


喫茶店まで戻ると、ホント昔の住宅を改装した建物。
お店の名前は「愛着珈琲 出湯温泉喫茶室」
玄関を入ると時節柄、検温の装置とアルコール消毒。靴を脱いでスリッパに履き替え、右側のドアを開けると喫茶室です。
テーブル席とソファー席の間にカウンター席があり、奥がキッチンというつくり。
本棚やサイドボードは少し時代を感じますし、ソファー席側にはアコーディオンなんかも置いてあったり、「アメリ」や「ブエナ ビスタ ソシアル クラブ」の映画のポスターなども貼ってあり、そういう時代観のお店なのですね。
コーヒーカップも昔ながらの上品なソーサー付き。
ネルドリップで淹れられた珈琲は後味さっぱりの飲み心地でした。
ナポリタンにも惹かれたのですが、パンを買いに来たわけで、そこはこらえます。(ナポリタンは平日のみで、土日はカレーになるっぽい)

せっかくなので公衆浴場という事も思ったのですが、お昼時間も近くおなかも減っていたので、思いついた通りパンを買って帰ることにしました。


出湯温泉パン工房のパンは、温泉水100%と天然酵母で作っているとのこと。

出湯温泉パン工房オフィシャルサイト (deyupan.com)

パンはもちもちふわふわ。

パンの仕込みの温泉水を使うというのは聞いたことがないですし、天然酵母も何だか変わった感じ。

2021年6月20日日曜日

CafeGERME(カフェジェルム)【阿賀野市】

 水原方面から月岡温泉方面へ走って太鼓の工場の建物を過ぎて少し行った所。榎船渡交差点の手前。右側に看板があります。

CafeGERME(カフェジェルム)

昨日は2週間と少しぶりくらいの雨。夕方には上がっていましたが、一昨日、梅雨入りしたところ。
今日は晴れたので、少し足を延ばしてみました。
この店は国道沿いですが、広い敷地で、外でも飲食が出来ます。
せっかくの天気なので、外の席へ。


日差しが照ると少し暑いくらいですが、風も気持ちよく鳥の鳴き声も。

ビザコーヒーセット(850円)手作り感あるピザと、普通においしい珈琲でした。