2016年1月9日土曜日

沼垂あたり HOSHINO Koffee & Labo 、沼垂ビール

今日は午後から時々みぞれの降る天気だったんですが、本を買いに行ったついでに気になっていたお店に行こうと沼垂まで足をのばしました。

沼垂地区は町おこしで若い人にスペースを提供している沼垂テラスという商店街(横浜を知っている人なら黄金町あたりのイメージで。但し川沿いじゃないし風俗街跡ではない)が出来ています。
古い建物(黄金町よりさらにキビしい感じの建物です)にいろんなお店やアトリエが入ってる感じ。
http://nuttari.jp/

古町で本を買ってぶらぶら歩き、万代橋を渡る頃にはみぞれが雪に変わっちゃいましたが、メディアシップの前を通り、最初の大きな交差点(流作場五差路というらしい 昔の万代橋はこの辺りからだったとか)を左。万代町を通って沼垂へ向かいます。ラーメン二郎、みぞれの降る中で行列してるし・・・
この道は、とにかく真っすぐ歩きます。古くて長い商店街で、シャッターが閉まっている所が多いです。万代町、天明町、沼垂西。大きな道路に突き当ると、それは栗の木バイパス。
バイパスを渡ると沼垂東。今日の目的地付近です。
渡ると左側に古いお茶屋さんの建物、真っすぐ行くと第四銀行沼垂支店。
栗の木バイパスのちょっと横の道を右に曲がります。
写真のお茶屋さんの建物を背に直進。

2本目の道路を左に行くのが正解ですが、1本目を曲がっても、もちろん修正は効きます。
沼垂テラスは2本の道路の真ん中にある商店街。ただし、1本目を曲がった側は営業していないようなので、建物を眺めたりお寺に参拝したら右に入りましょう。
沼垂は新潟でも古い町で、映画館もありました。
ただ、何回も町が移転していて、歴史に出てくる一番古い沼垂はどこか分らないという話を聞いた事があります。

今日の目的地はHOSHINO Koffee & Laboというお店。
小さいお店で、珈琲が美味しいらしいという情報しかありませんでしたが、調べてみたら沼垂テラスにあるお店だったんですね。(営業日に注意)
https://www.facebook.com/hoshinokoffee.labo

2人席のテーブルが一つと4~5人座れば一杯なカウンターのお店。
カウンターの私が座った椅子は、小学校時代に学校で座っていたあのタイプ。
客席とカウンターの行き来するのは右側のキッチン?を通って行くんだけど、引き戸には『湯』の文字。前は何に使われた店だったんでしょうね。

お腹が減らなくてお昼を食べていなかったのですが、モーニングの紙が立てかけてあったので訊いてみると「2時までやってます。その代りランチ無いんです」との事。
久々にモカ ジャバ(400円)をオーダーし、プラス300円でモーニングも。
常連さんや、やっぱりどこかで情報を仕入れて来たらしい人が次々と訪れます。
少し待って、モーニングが先に。
丸パンを二つに切って、揚げ牛蒡、セロリの漬物、金時豆の煮物、ゆで卵半分。
金時豆は小さい器に入って、その他はそのまま木の板の上に載せられてます。
中々おしゃれな盛り付けで、パンはとても美味しかったです。
これで300円はお得な気がします。

半分ほど食べた後に出て来たコーヒーは、しっかりとした透明感のある味。
ペーパーでハンドドリップ。
後で来たお客さんが、昨日飲んでおいしかったので姉を連れて来たと言って、コーヒーをテイクアウトされいたのも分ります。

古いものと新しいもの、若い人とお年寄りが一緒に街をつくっているような所でしたね。
途中の八百屋さんでは、お店のお婆さんがひとりひざかけに埋もれて店番されていました。

で、お店のお客さんも話題にしていた沼垂ビールへ。
http://nuttaribeer.co.jp/
場所は栗の木バイパスに沿って紫竹山IC方面へ少し行ったところ。今代司酒造とはパイパスを挟んで向かい側。

沼垂の地ビールという事ですが、まだ税務署の許可が下りていなくて、東京都大田区某所でつくったビールを提供中。
手前に飲めるスペースがあります。席は大テーブルが1つにスタンド席が3つ。10人ちょっとは入れるかな。
提供されているビールは3種類。味は、それぞれの特徴を丸くした感じ。
コーヒー飲んでいた時に他の年配のお客さんが言っていた「地ビールは飲みにくい」っていうイメージに反応した結果なのかな。
醸造所として、お店として、いろいろ手探り感がありますね。
3種類がお試しで飲めるセットに勝太郎スティックというのがあって、何かと思ったらビール酵母を使ったスティック型のプレッツェル。ちょっと硬めだけど味もいろいろで楽しかった。
お店も手作り(米の自販機スペースを改造増築したらいい)とか。
右の写真は、沼垂ビールのコースターです。

軽く飲んで、ほんぽーと(新潟中央図書館)で調べ物をして新潟駅まで。

今日のぶらぶらは、こんな感じでした。

枡幸酒店

以前からクルマで前を通って、いろんなお酒がありそうだなと気になっていたお店。
新潟バイパスの桜木インターから和合線を市役所方面に走って、女池の交差点を越えてすぐ左側。

焼酎の種類が豊富。仕方ないけど、売り切れの札も。
「森伊蔵」とか「百年の孤独」が普通に並んでいる酒屋さんは初めて見た。
お勧めは「はげあたま」
それ買ってお祝にあげようかと思ったけど、何かと問題になりそうなのと、これからまだ寄る所があるのとで次の機会にすることにしました。
商品のカタログをいただいたんだけど、ホントいろんなお酒がある。
しかし、焼酎の名前ってフリーダムだよな。「はげあたま」もそうだけど「明るい農村」、「農家の嫁」、「悪魔の抱擁」、「元老院」、「したごころ」…聞いても焼酎だなんて思わないでしょ。「問わず語らず名もなき焼酎」ってのは最後に“焼酎”って入ってるから分るけどさ。
出てからドアにロマネコンティのチラシが貼ってあったけど、あれをチラシ見て買う人はいないんじゃないかな…
そりゃ限定だろうけど、125万円(税別)だよ。

KONA SNOW Coffee Roasters (新潟市中央区出来島 10:00~18:00水曜定休)

近所に用があったのでふらりと寄ってみました。
県道1号線からは出来島変電所前を女池インター方面へ行くと右前方に壁にMINIが張り付いている建物(MINIの新潟販売店)が見えてきますが、道を挟んで斜め手前。

しかし、あのMINI、落ちてこないんだろうか。まあエンジンや内装とか、外観以外はみんな取ってあるんでしょうけどね…
出来島変電所前のバス停を降りて歩いて10分はかからなかったかな。



お店の外観はこんな感じで、うっかりしていると通り過ぎてしまいそう。
カウンターの前にソファーセットが1つと道路側に向いたカウンターになん席かくらいの小さなお店です。
名前からしてハワイアンコナのお店かと思ったのですが、確かにお勧めはコナではあるものの、
コピ・ルアックでしたっけ?動物のフンに混じった珈琲豆。あれが1杯1,500円(税別)でメニューに載っていました。

私はコナを久しぶりに飲んでみました。税込540円と、ハウスブレンド倍の値段ですが、その価値はあったと思います。
口に含むとコナの柔らかい香りの後に、フルーティーな酸味が広がります。
浅煎りですから、香りはそれほどありませんが、口の中で楽しむコーヒーでした。
ハリオのドリッパーを使ったペーパーのハンドドリップ。

自家焙煎で、豆の販売もしています。
http://kona-snow.com/

2016年1月6日水曜日

雪国のお寺の雪構え

今年は暖冬で、新潟市内には雪のかけらも見当たりません。
ただ、いつ雪が降っても大丈夫なように木々を縄で囲む雪囲いは準備万端。除雪器具もスタンバイ完了しているようです。

そういうのは大体みんな映像で見たりしているものですが、お寺の本堂の前にこのような者を準備する所もあります。
そう、本堂の屋根に積もった雪が参拝者に当らないように三角形の屋根をつけているのです。

これは新潟市内のお寺ですが、雪が降り積もるというのは、いろんな事を考えて対応しなきゃならないという話ですね。
それがまた季節感を演出するという事はありますが。





(追記)
で、雪が降るとこうなります。
墓地方面は除雪不能(下手に除雪して、その圧力がかかって墓石が倒れたら一大事かも)


















雪は溶けてきていますが…

2016年1月4日月曜日

お正月の風景

三が日も終わり、カレンダーの関係で今日から仕事始めの方も多かったと思います。
私は、全くの寝正月で「痩せろ」と言われる始末で…
ちょっとぶらぶらしてるくらいでは痩せようがないし、新潟の冬は天候不順で、いくら暖冬とはいえ外で運動というのは厳しい。スキー場にでも行けばいいのでしょうが…

お正月に町をぶらついていて、こんな風景を見つけました。
私が小さい頃は、どこの家でも台所に塩引き鮭を一尾吊るして、切り分けて食べるという風習があったのですが、家ではやらなくなって久しい。何しろ正月でもスーパーで買い物が出来ちゃうからってのもあるし。

大根と鮭を吊るし干しています。
農家の直売所に行くと大々的にやってましたけど、普通の家で続けている所もあるんだなと。
きっとお年寄りがやってられるんでしょう。
伝統として続けて欲しいなと思うのは私の勝手。
だって、うちではやっていないんだから。
でも、やっぱりこういう光景が失われて行くのはさびしいと感じてしまいます。

狛犬

初詣で神社へ行くと狛犬が一対あります。
何とはなしに、みんな同じ感じなんだろうと思っていたんですけど、神社や地域によって違うようで
す。

気にした事は無かったんですが、あれ?と思ったのは弥彦神社に詣でた時。
スリムでシュッとした狛犬がお社の入り口にあるのを見て。

弥彦神社は越後国一宮。新潟では一番格の高い神社とされています。
読みは、一般に村の名前と同じ「やひこ」ですが、正式には「いやひこ」だそう。
創建年代は不詳とされていますが、万葉集にも登場する由緒ある神社。
大正時代に大火で焼け、再建されて昨年で100年。
それを記念して、いろいろな行事が行われていました。

新潟では菊祭りでも有名な神社。
最近では新潟最強のパワースポットという言われ方もするようです。http://www.oyahikosama100nen.com/index.html


白山神社は、新潟総鎮守。
近所にある新潟市役所の場所には以前、新潟県庁があり、新潟交通電鉄の始発駅がありました。
大鳥居の先に続く古町通は、昔の繁華街ですが、今はすっかり静かな通り。

創建年代は延喜年代とも寛治年代とも伝わりますが、こちらも2度の火災により旧記が失われているそうです。

こちらの狛犬は、形としては慣れ親しんだイメージ通りなのですが、色合いが他と違っていますね。

www.niigatahakusanjinja.or.jp/

新潟市南区の白根神社にある狛犬。
写真では分りにくいですが、四角く切り出した石の面を上手く使った感じ。

創建年はホームページに記されていませんが、上杉家家臣により勧請されたという事ですから戦国時代でしょうか。

http://shirone-jinja.com/










狛犬は想像上の動物ですから、多種多様なものがつくられて当たり前。
ただ、一対置かれ、口が左右で阿吽の形になっているというのが共通点でしょうか。
石作りになったのは鎌倉時代以降という事です。

2016年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

横浜から新潟へ帰って来て1年になりました。

随分長く新山下や中華街あたりをぶらぶらしていたので、久しぶりに帰ってきた新潟にまだ馴染み切っていない感じです。
会社勤めをすればまた日常が流れて行くのでしょうが、いろいろ考えてゆっくり・のんびりしています。

いままでなんとなく過ごしてきた事を一度見直して新しい一年を過ごせればと考えています。
今年もよろしくお願いします。