昨日(平成28(2016)年6月12日)新潟市中央区にある沼垂白山神社の本殿が道路計画に引っかかるというので移動する。それも人力で曳いて動かすというので、行ってきました。何もなければ曳く方に参加したかったのですが、折悪しく足を骨折して治りかけという事で見学のみ。話には聞いたことがあるけど、建物を曳いて動かすというのはどんな感じなんだろうと。
12時から受付で13時開始予定だったので、12時過ぎに沼垂到着。
沼垂と言えば、神社とは少し離れていますが沼垂テラスが話題になっていて、わたしもHoshino koffe & labo
には行ったことがあります。また古くから醗酵の町と言われていて、それに乗っかる形で沼垂ビールが開業し、古くからある今代司酒造、麹を売りに業務展開を始めた峰村醸造など神社の近所に点在しています。
(沼垂ビール)
(今代司酒造)
道路計画で神社の本殿が移るのが珍しいかどうかはわかりませんが、沼垂という土地自体は何度も移転を繰り返した土地柄。
神社には12時20分頃に着きましたが、三々五々、地元の人たちが集まってきます。入って左側で日本酒の振る舞い酒。そのまま進んだ社務所は結構な人だかりで、わたしは本殿を斜め正面に見る工事現場事務所の下あたりで待ちます。
1時過ぎにお囃子が始まり、待機していた曳き手の人たち(小学校に声をかけたようで、親子連れが多かった)が曳き綱に整列したのが1時半少し前。
世話役のあいさつと注意事項説明の後、掛け声とともに曳き始めると一息で予定場所までの移動が完了。1分かかりませんでした。予定では1時開始で3時終了予定だったのですが、1時半には終了という早業。
始まる前には社殿はすでに新しい基礎に乗っていて、正面の柱をその少し前にある基礎の石まで本当に少し動かすだけなんだろうなとは思っていましたが、想像以上に一瞬で終わり、世話人の人たちもびっくり戸惑っていたようです。一瞬、どうする?的な空気が漂っていましたが、そのまま解散となりました。本当に元の場所から人力で曳いたらそれなりに時間がかかったんでしょうね。
無事に移動が完了して、おめでとうございました。
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