2015年12月12日土曜日

カーブ・ドッチ(新潟市西蒲区角田浜)

子供のころの記憶では、あの辺りはスイカとタバコの畑が沢山あった。今はタバコの畑なんて見かけないんですけどね。

カーブ・ドッチはCave D'occhiで、落さんの貯蔵室。創業者でワイン醸造家の名字です。
出来た当時、なんでまたあんな所でワイナリーをって思ったんですけど、いろいろ見て回って決められたという話。

新潟のワイナリーと言えば、高田にある岩の原ワイナリーが有名です。古くからあるワイナリーですが、場所は山の中。
お隣の山形にある老舗、タケダワイナリーもやっぱり山の中だし、日本のワイン造りの集積地である山梨だって海はない。
以前、合宿で行った事がある中伊豆の志田ワイナリーも、伊豆山中でした。

カーブ・ドッチは角田山の麓とは言え、角田浜、越前浜という海水浴場のすぐそばにあります。
ボルドーに地形や気候が似てる…という事で決めたという話を聞いた事がありますが、海のそばのワイナリーって、日本じゃ珍しいのかな?
フランスじゃ名産地があるのにね。

落さんは、ここでワイン学校をやっていて、卒業者は近隣でワイナリーやレストランを営んでいます。
授業料の中には土地代や何やらが入っていると言う話なのでしょう。
そんな事で、この辺りには複数のワイナリーがあります。

その中の1軒、フェルミエさんのワインは、私が横浜在住時代、横浜駅にあるクイーンズ伊勢丹で時々買って飲んでいました。
実際に行って、食事をしてみると、やっぱり美味しいですね。
料理も盛り付けが華やか。
知り合いはピザが美味しいって言っていたけど、個人的には普通に料理をいただきます。

まあそういうのはお金の余裕がある時に。
ワイナリーの敷地にはショップやイートイン、スパなんかも揃っているので、予算と時間に合わせて過ごす事が出来ます。
と言う事で、今日はイートイン。
カーブドッチのショップの隣にある cote a coteベイカリー カフェでコーヒーと軽食をいただきました。
ここは、ジェラードも美味しいのだけれど、まあ12月という事とコーヒーが飲みたいって事で。

コーヒーはポットに入っているモノを注いでくれるのですが、癖がなく、美味しく飲めました。
ホットコーヒーとパン盛り。
コーヒーは350円(税別)、パン盛りは3種類のパンで200円(税別)
とても美味しくて、マーガリンが1つとナイフが付いて来たのですが、塗るのがもったいない感じ。ふかふかで、風味豊かなパンでした。

カーブドッチへは公共の交通手段はJR内野駅からバス。
気合を入れてロードバイクを借りてという手もあるかもしれません。
スマートクルーズの拠点で新潟駅で借りたヤツをここで返せれば便利なんだけど…あれ、借りた所に返す決まりだからなあ。
自転車や自動車で行くとワイン飲めないし…

※カーブドッチ http://www.docci.com/

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